一定期間更新がないため広告を表示しています
こんばんわ、後藤です。本日は昨日のBLOGのスタイリングでも着用しておりました、豪華絢爛とも謳えるシューズブランドのご紹介致です。
Edward Green
1890年、イギリスのノーザンプトンの小さな工場でエドワード・グリーンが紳士用のハンドメイドシューズを作ったことが始まりです。エドワード・グリーンが手がけた革靴は瞬く間に英国内に知れ渡り、「稀代の靴職人」と呼ばれるまで時間はかかりませんでした。それは、ただ美しい靴を作るだけでなく、「可能な限りの上質を求める」というエドワード本人の美徳を追求する信条と職人技があってこそのものでした。
グッドイヤーウェルト製法靴の最高峰として不動の地位を築いたエドワード・グリーンは、一足一足に最高級品質のカーフスキンが用いられ、今なお職人達によって伝統を生かした製法にて作り続けられています。
instagramにて買い付けの様子を掲載していたので、気にかけて頂いた方もいらっしゃるかと思います。今回はイギリス買い付けならではとも言えるラインナップから、名品に限らず面白味のあるデザインを取り揃えております。
Edward Green Dawlish エドワード グリーン ダウリッシュ Last E82
表記:7 1/2 | 8 (US8 26.5cm~27cm) ¥105,000 Tax in ¥113,400
先ずはキャンバス地とカーフレザーの珍しいコンビデザインとなる、Dawlish ダウリッシュ。82ラストを仕様した細身のシャープな印象を与えるラストは、カジュアルなデザインながらも整った足回りを演出します。202ラストでウィズがすこし広めに感じる方には、より最適なフィッティングを感じて頂けるかと思います。
ストライプ状の畝のあるキャンバス生地は、カーキ色のオーセンティックな色合いも手伝って非常にクラシカルな表情にまとまっています。トゥ部分は、エドワードグリーンの十八番とも言えるアンティーク仕上げのグラデーション。気品のある美しい表情ですね。
ファクトリーの方から教えてもらったのですが、こちらはオールドコレクションとのことで、市場にもあまり出回っていない貴重性の高いモデルです。EGらしさを感じさせないデザイン性と、堅実かつ美しいレザーの質感を併せ持った一足をお楽しみください。
続いてはEGと言えばのこちらのモデルから。
Edward Green Dover エドワード グリーン ドーバー Last E32
表記:7 | 7 1/2 (US8 26cm~26.5cm) ¥135,000 Tax in 145,800
EGの代名詞とも言えるモデルである名品、ドーバー。細身のすらっとしたフォルムとなる32ラストは、 ドーバーの持つ表情、デザイン性と一層の好相性となる木型として親しまれています。 トゥ部分に見えるライトアングルステッチのモカ縫い糸を覆い隠すセンターシームは、EGの誇る繊細な技術による賜物。
32ラストはその細みのフィッティングが感じ過ぎないよう、主に外羽根のモデルに使わることが多いと言われています。中でもことドーバーに関しては、ラウンドトゥにシャープな印象を耐えるシルエットラインが外羽根の組み合わせにより、ドレッシーな趣のあるカジュアルシューズとして仕上がっています。
接写で撮影するとよりわかるきめ細かやかなブラックカーフは、繊細な光沢を放ち、最高級の英国靴の魅力を一層に感じ取って頂けるかと思います。ヒールカーブのステッチラインも、非常に美しいカーブを描いていますね。
そして、”時代を超越して存在する革靴”とまで言われる、もう一つのEGを代表する万能性に富んだこちら。
Edward Green Chelsea エドワード グリーン チェルシー Last D82
表記:6 | 6 1/2 (US7 25cm~25.5cm) ¥124,000 Tax in ¥133,920
EGのもう一つの代表作であるモデル、チェルシー。捨て寸が少し長めに取られた82ラストを仕様した1足となり、内羽根のストレートチップが上品な佇まいを演出する、シャープな印象にまとまった一足。
EGのアイコンとも言える内羽根部分のスワンネックステッチが際立った飾りとる仕上がりです。ヒールカップはカウンターがなく、ナチュラルなフィット感、履き心地を備え、縫い目の上には補強の革が縫い込まれており、一つのデザインと感じ取れるような美しいヒールラインを描きます。
こちらドーバー同様、美しい光沢を放つブラックカーフレザー。キャップトゥのステッチライン、そしてコバの仕上がりと、どこを見ても隙のない芸術品のような出で立ちです。
そして最後にご紹介致しますのは、チェルシーからの流れを汲みつつも、こちらも珍しいモデルとなる一足。
Edward Green Weston エドワード グリーン ウェストン Last E202
表記:7 1/2 | 8 (US8 26.5cm~27cm) ¥105,000 Tax in ¥113,400
外羽根のストレートチップとなるモデルWeston。こちらはあまり見かけないモデル名ですが、内羽根式のチェルシーをベースに外羽根に切り替えたような、カジュアルダウンされた雰囲気を纏う一足です。
実はこちら、正式名称はWestonのあとにもう一文字続くのですが、手書きの領収書が読めず書けませんでした…笑
そしてこちらも箱付きではあるのですが、こちらの箱は現在輸送中にてまだこちらの手元にはございません(写真のはDawlishのもの)。箱をご希望の方は後日郵送にてお送り致します。
ヒールカーブはL字にレザーを重ね合わせ、シンプルながらも映えのあるデザインに仕上がった一足。シボレザーながらも、トゥ周り、そしてヒールに魅せる気品ある光沢感、そして表情EGならではの上質なレザーをあしらった背景が伺えます。
すこしレザーの箇所箇所にアタリが見えますが、ポリッシングで余裕で戻せます。手入れの仕方については、お好みがあると思うのでそのままですが、暫くしたら当店で補色します。
外羽根という仕上がり以外には、ベースはチェルシーにかなり近しい印象を受けます。ポールジョイントは木型によって異なりますし、カラー、革質、共々に違いがあれど、チェルシーとも負けず劣らずな美しい表情にまとまっていますね。
シボレザーながらも、トゥ周りとヒールに魅せる気品ある光沢感がEGの選定されたレザーの品質の高さを物語っています。
買い付けより手持ちにて持ち帰りましたエドワードグリーンのご紹介でした。直接の買い付けということもあり、プライスも当店らしく非常に頑張っております。個人的にはドーバー、チェルシー共々もう少し頑張りたかったのは山々なのですが、イギリスに入って直後、為替の変動があり、ぎりぎり切り詰めてこのぐらいが限界でした…。それでも正規価格、相場に比べてはとてもお買い得かと思います。
是非この機会に、グッドイヤーウェルトの最高峰と謳われるエドワードグリーンをご堪能ください。
※お支払いは、店舗販売につきましてはVISA, MaterCard, Amex, JCB, Diners, Discover各社がご利用頂けます。
※店舗及び商品のお問い合せは常時ご対応させて頂きます。下記よりご連絡ください。
Mail:onkochishin.jp@gmail.com
Tel:043-307-7357
Address:260-0021 千葉県千葉市中央区新宿2-16-19 ソリッドリファイン103
千葉市のインポートセレクトショップ 温故知新 -Onkochishin- 通販サイトはこちら